中部地方の日本酒

おすすめの日本酒 都道府県別〜日本酒の美酒勢ぞろい!静岡県〜

 

都心に近い静岡、世界遺産の富士山をはじめ豊富な海の幸とリゾート地を持つ恵まれた県です。

 

そんな静岡が日本の酒どころであったのはご存知でしたか?

 

吟醸天国ともいわれている静岡の日本酒、今回は意外に知られていなかった静岡の日本酒の美酒が勢ぞろい!気になる静岡の美酒を一挙ご紹介します。

 

 

1. 東海道五十三次が生んだ静岡の日本酒文化

 

歌川広重の美しい浮世絵で知られている東海道五十三次、江戸時代に普及させた5街道の1つで、東京の品川から京都までその名の通り53の宿場が存在します。

 

中でも静岡県が持つ宿場は22、おおよそ半分に近い40%の宿場町が形成されていたのです。

 

ですがそれもそのはず、東海道沿いに広がる駿河湾や富士山など風光明媚な景色もあわせ、海の幸も豊富、江戸時代の参勤交代や旅人の往来で栄えました。

 

現在でも温泉リゾートにかかせないエンターテイメント文化のその全てを兼ね備えていたのが静岡の東海道、その東海道にかかせなかったのが酒蔵だったのです。

 

徳川時代の名士や旅人の心を癒すのにかかせなかった日本酒、そんな東海道五十三次を往来する人々と、そこで暮らした人々の文化が静岡の日本酒の原点を生みだしたのかもしれません。

 

2. 美酒といわれるには理由がある!静岡の日本酒テロワール

 

日本酒造りには、日本酒のベースとなる良質な米と水がかかせません。

 

実は静岡はその両方を兼ね備えた、まさにワインでいえば銘醸ワインを生み出す畑といわれるテロワールとしての理想的な土地が存在します。

 

それが志太平野とよばれる地区です。

 

志太平野地区は、静岡中部に広がる平野で東は駿河湾、北は南アルプスに続き、冬でも気温が下がらず、積雪もほとんどない穏やかな気候の恵まれた土地です。

 

大井川をはさんだ牧之原台地では風光明媚な茶畑も広がり、茶の栽培がさかんな土地でもあります。

 

川根茶などの銘茶を生む地域も近くにあり、それだけではなく志太平野地区は米の栽培にもとても適している土地なのです。

 

日本酒の酒造好適米とよばれるブランド米誉富士(ほまれふじ)の栽培をはじめたのもこの地域、米のもつふくよかな味わいと甘さ、その米からつくられる静岡の日本酒が今とても注目を浴びています。

 

3. 静岡の誉富士(ほまれふじ)でつくった純米酒「富士錦」富士錦酒造

 

 

富士錦酒造は静岡東部地区、まさに富士山の麓に近い富士山の伏流水が地下を流れる静岡県富士市を代表する酒蔵です。

 

創業は300年にもなる酒造りの老舗でもあります。

 

富士山の軟水をいかした純米酒は見事な味わい。

 

米は静岡が生んだブランド米の酒造好適米である誉富士を使用。

富士山から流れる水と静岡の米からできるまさに天然静岡の酒。

 

まずは静岡の酒とはどういうものなのかと、ストレートに感じてみたい方におすすめなのはこちらの純米酒です。

ふくよかなのに上品な甘さ、後味もすっきり。

 

静岡は地魚も豊富、こってりとした金目鯛の煮つけと一緒に味わえば至福の日本酒タイムとなります。

 

4. 静岡が誇るべきコスパ美酒!「喜久酔」青島酒造

 

 

静岡の美酒が生まれるテロワールである志太平野、その志太平野地区は主に焼津市、藤枝市、島田市、吉田市、牧之原市などですが、喜久酔の青島酒造があるのは藤枝市です。

 

東海道五十三次の宿場町として栄えた藤枝は優秀な酒蔵も多く、非常に洗練された味わいを生み出しています。

その酒蔵の一つである青島酒造は仕込み水に大井川の伏流水を使用しており、澄みきった酒の味わいが際立っています。

 

毎年行われる静岡の日本酒イベント、「志太平野美酒物語2017」では伏流水とともに喜久酔の大吟醸がふるまわれました。

 

青島酒造の杜氏である青島孝氏は「酒はわき役」をモットーにしており、その料理と味わう酒としての、日本酒の味わいのバランスを見事に打ち出しました。

 

喜久酔の本醸造酒は毎日飲みたい日本酒としてランクインされており、その飲みやすくすっきりとした上品な味わいが話題を呼んでいます。

 

5. 静岡産米100%の定番辛口美酒!「花の舞」花の舞酒造

 

 

静岡が美酒といわれる理由に忘れてはならないのが吟醸酒の存在です。

 

そして静岡がなぜ吟醸天国といわれるのか、それには理由があります。

 

静岡の酒が認められたのは昭和61年の「全国新酒鑑評会」からでした。

なんと静岡の地酒の1割が金賞を受賞する快挙をとげ、静岡の地酒が高評価されるようになりました。

 

その重要な原動力となったのが静岡酵母です。

吟醸香と呼ばれるフルーティーフレッシュな香りを生み出す、静岡独自の日本酒の果実香を生み出した酵母の研究が現在も続いています。

 

その吟醸酒のフルーティーフレッシュな味を、バラエティ豊かに表現している老舗の酒造が花の舞酒造です。

 

花の舞酒造は創業1864年。

静岡県西部の浜松に蔵をかまえています。

 

西部の土地の気候が山田錦の栽培に適していることがわかり、静岡県産の山田錦でこだわりの酒造りをしています。

 

そして近くにそびえ立つ、山々の恵みである南アルプス赤石系の伏流水を使用、美酒といわれる吟醸酒を生み出すには絶好の場所で、こだわりの美酒である酒造りを続けています。

 

特定名称酒といわれる吟醸・純米・本醸造以外にも、微発砲で低アルコールな日本酒女性に人気です。

 

いずれも地酒が旨くなければ成り立たない味わいのラインナップで、地元の旅館では必ずオンリストされている美酒ばかり。

 

辛口本醸造はロングセラーな定番で、冷やすとしなやかで上品な味わいになる辛口が、人気を呼んでいます。

 

6. 静岡のロマンあふれる美酒めぐりを

 

 

遠い昔の江戸時代、人々はどのように酒を飲み、語り合ったのでしょうか。

そんな思いをはせながら味わいの情緒を楽しめるのが、唯一日本酒なのです。

 

静岡にはそんな味わいへのこだわりを追求した人々のロマンがあります。

静岡の美酒といわれる日本酒で、日本酒のロマンを感じてみませんか。

 

静岡県酒造組合 http://www.shizuoka-sake.jp/torikumi/kobo.html

喜久酔 青島酒造 特約店http://www.tutitatu.com/sake/kikuyoi.html

静岡の地酒 花の舞http://www.hananomai.co.jp/product/

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管理人:Sugitama 日本酒大好きな関西人。 好きな銘柄は「冩楽」「而今」。 日本酒専用冷蔵庫のコレクションから選んで晩酌するのが幸せ。 日本酒の銘柄や各都道府県のまとめ記事、風味別などで検索して見てください。 Sugitama 20代・会社員。日本酒がある小さな居心地の良い居酒屋を探すのが好き。 New! 2017/11/4 日本酒ナビゲーター資格取得(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)認定)
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