日本酒紹介

小布施ワイナリーが造る日本酒!強いこだわりが異彩を放つソガ・ペール・エ・フィス【長野県】

近年、日本のワインは世界でも高い評価を得るまでに至りましたが、日本酒の酒造の方が、海外に研修に行き、本場のワイン造りを見て体験し、日本酒造りに活かしているなんて話をよく目にします。

 

そんな中、日本でも評価の高い長野のワイナリーが日本酒を造っているという話を耳にしました!

日本酒好きの方なら気になりますよね?

 

今回はそんな長野の、ワイナリー発の日本酒をご紹介します。

 

 

小布施ワイナリー

小布施ワイナリー 日本酒

 

日本酒を造るワイナリーですが、長野県小布施町にある「小布施ワイナリー」で造られています。

 

長野県の田舎にひっそりと経営するブティックワイナリーで、ワイン好きの方なら聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

代表の曽我氏は、ブルゴーニュでワイン技術を勉強し、経験と知識をフル活用し数々の賞を受賞したワインを造っているそうです。

 

【酒造情報】

小布施ワイナリー株式会社

〒381-0207 長野県上高井郡小布施町押羽571
HP:http://www.obusewinery.com/

 

ワイナリーなのになぜ日本酒?

 

元々、第2次世界大戦が始まるまで、地元でも愛された「泉瀧」という清酒を造っていたそうです。

 

しかし戦時中、圧倒的な米不足で廃業を余儀なくされてしまい、戦後に日本酒造りの代わりに始めたのがワイン造りでした。

そんな中でも清酒造りへの情熱は忘れておらず、清酒造りの廃業から20年後、ようやく日本酒造りを復活させました。

 

20年のブランクもあり、取引先もなくなり、日本酒造りも並行して行うことは厳しかったそうですが、現在はワイン造りの技術向上と自らのアイデンティティの為と日本酒造りを休業することはあり得ないそうです。

 

そんな複雑な背景があるワイナリーで造られる日本酒は、情熱と果てのない貪欲なまでの技術向上で、現在はワイン造りが行えない冬の時期にだけ、日本酒造りをしているそうです。

 

酒造のこだわり

 

使用するお米は、酒造好適米である長野県産「美山錦」100%です。

 

お米の生産も自社栽培で、日本一小規模の酒造と言えます。

 

農家としての一面を強く持っており、開墾から畑づくり、栽培、醸造まで集中して行うため、公式HPを休業する程の徹底ぶり。

 

ワインや日本酒をただの製品として捉えてほしくないとしてインターネットでの販売もしていません。

 

更に少量生産・限定生産で取り扱うショップを限定しています。

限定するのは作り上げたワインや日本酒は大切にしてほしいという思いから、どこでも買える気軽さではなく、伝統的な酒販店の姿も大切にしたいという想いからそうしているそうです。

 

ワインの試飲と販売は現地でできるようですが、日本酒は時期によるかと思います。

 

また、個人個人のお客さんを大切にしたいようで、団体での予約は受け付けていません。

冬になると薪ストーブが焚かれていて、今ではあまり見ないノスタルジックな雰囲気で楽しめるなど、ホスピタリティを持った「おもてなし」をしてくれるそうです。

 

日本酒銘柄の紹介

 

ソガ・ペール・エ・フィス 2015 「ヌメロシス」

ソガ・ペール・エ・フィス

 

「ソガ・ペール・エ・フィス」とは、直訳すると「ソガ父と息子たち」という意味だそうです。

名称もワインのようで、ラベルだけ見れば日本酒だとわかりにくいかもしれません。

 

毎年、少量造られ、どれも製造年が記載されていて、造り方を若干変えているようなので、毎年違った味を楽しめます。

銘柄の名称も異なり、まさに一期一会を体現した日本酒です。<

裏ラベルには、それぞれ自己紹介のような説明が記載されていて面白いです。

 

こちらの商品は去年、2015年に生産された日本酒で、軽いシュワシュワ感がある、甘口の日本酒です。

 

まるで白ワインを飲んだようなスッキリとした感覚があり、後味をキリっと引き締めてくれています。

 

2017年の日本酒はこんな感じです。

 

 

 

いったい今年はどんな日本酒が仕上がるのか楽しみで、もはや趣味で造っているとは思えないクオリティです!

 

飲み方は、ワインと同様に適度に冷やして飲むのがおすすめで、飲む際に香りと共に楽しみたい日本酒ですので飲むグラスはワイングラスで楽しみましょう。

 

おつまみ

 

鼻から抜けていく余韻も楽しめる商品ですので、軽い酸味と濃厚な香ばしさを感じる「茄子の田楽」などいかがでしょうか?

 

日本酒のおつまみ 茄子の田楽

 

小布施ワイナリーの日本酒ということを考えると、使用するお味噌も地元産の「信州味噌」がいいでしょう。

同じ土地の発酵食品同士マリアージュもバッチリだと思います。

 

 

若干辛口と表現されることもあると思いますが、濃厚でいて深い味わいですので、茄子の薄い甘みとマッチするかと思います。

 

丸々つかった茄子を軽く炭火やコンロで炙り、あとは味噌を塗るお手軽料理なのでぜひ試してみてください。

 

いかがでしたでしょうか?

 

生産量が非常に少なく採算度外視で、趣味で造っている日本酒とまで公言している「小布施ワイナリー」の日本酒は、非常に高いパフォーマンスを誇っています。

 

日本酒造りに対する情熱が熱い「小布施ワイナリー」が造るお酒を、是非探しみてください。

 

インターネット通販は行わない考えを持つ日本酒ですが、間違いなく感激の一杯を楽しむことができるかと思います。

 

おまけ:ワイン酵母で造った日本酒

最近では日本酒の酵母にワイン酵母を使用した日本酒も出てきており、フルーティーな日本酒がお好きな方にはおすすめです。

 

フルーティー系がお好きな方や、日本酒だけでなくワインも好きという方はぜひ一度試してみてください。

 

ABOUT ME
Sugitama
Sugitama
管理人:Sugitama 日本酒大好きな関西人。 日本酒がある小さな居心地の良い居酒屋を探すのが好き。 好きな銘柄は「冩楽」「而今」。 日本酒専用冷蔵庫のコレクションから選んで晩酌するのが幸せ。 日本酒の銘柄や各都道府県のまとめ記事、風味別などで検索して見てください。 2017年11月 日本酒ナビゲーター資格取得(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)認定) 2019年1月 唎酒師資格取得
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