栃木県の小林酒造で醸される「鳳凰美田」。
その中でも一風変わったワイン酵母を使って醸された日本酒があります。
それが今回ご紹介する「鳳凰美田 ワイン酵母 純米吟醸」です。
鳳凰美田は人気の日本酒
小林酒造はGoogleMapで確認しても普通の一軒家に溶け込んでいるような風貌ですが、そこで造られる銘柄「鳳凰美田」は日本酒の中でも全国でかなり有名で人気な銘柄です。
日本酒好きにはとても参考になる日本酒サイト「SAKETIME」でも様々な方から高評価を得ていますが、私も鳳凰美田は大好きな銘柄で実際に飲んでもどれもハズレがないというのがいいですね。
全体的に吟醸系でフルーティーな風味が多いので、初心者の方やあまり日本酒に馴染みのない方でも飲みやすいものが多いです。
わからない日本酒がメニューにいっぱい並んでいたら、「とりあえず鳳凰美田。」で頼めば美味しい日本酒が飲めます。
私も鳳凰美田を見つけるとついつい間違いなく美味いだろうということで、まず頼んでしまいます。
それぐらいフルーティー系統で美味しい日本酒が揃ってます。
ワイン酵母 純米吟醸
ワインのようなおしゃれなラベル
今回ご紹介するのは、日本酒の中でも珍しいワイン酵母を使用した特別な日本酒です。
友情蔵のワイナリーから提供されたワイン酵母を使って醸された日本酒で、通常の日本酒に比べると酸味が強めなのが特徴的で、もちろんワインっぽい果実酒のような香りもします。
日本酒だけど日本酒じゃないようなかなりワイン寄りの独特の風味ですが、一口飲んでスッキリめの辛みを感じた後にしっかりお米の甘みがふわっとくるので、「あ、やっぱり日本酒だな」と感じます。
甘味、旨味は感じるのに雑味がほとんどなく、これぞ鳳凰美田という感じでいい余韻を残してくれます。
飲み方ですが、冷やして飲むと辛みが強めに出でスッキリめに、常温に近くなるにつれて味が落ち着いてフルーティーな香りが広がります。
ワイン酵母を使っている日本酒でフルーティーな香りも楽しむために、ワイングラスで飲むのがオススメです。
ボトルもワインっぽくておしゃれなのでプレゼントやお部屋に飾るのにもオススメです。
ワインと間違えられるかもしれませんね。
裏ラベルには説明書きが丁寧に書かれています。
蓋には鳳凰のマークが
鳳凰美田 ワイン酵母 純米吟醸
日本酒情報 酒米：兵庫県西脇地区産山田錦
精米歩合：55％
アルコール分：16％
おまけ
日本酒はお猪口と徳利で飲むものだとか地味だとか思われることが多いかもしれませんが、最近ではお店でもワイングラスで日本酒を飲むというところが増えてきています。
特に吟醸系のフルーティーな日本酒を楽しむためには、飲んだ味だけではなく飲む前の「香り」も楽しみの一つです。
そういった香り系の銘柄はワイングラスで飲むのがとてもオススメです。
ワインは特に香りを重要視されるので、グラスの構造がとても香りを楽しむような構造になっています。
お家でも一つワイングラスを持っているとフルーティー系の日本酒をより一層深く味わえますよ。
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